【米国ETF:SPYD】SPDR Portfolio S&P 500 High Dividend ETF【運用状況とこれからを考える】

投資

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みなさんお疲れ様です。

オタクリーマン投資家のtoi3です。

本日は米国ETFのSPYDについて

私の投資状況とこれからを

考察していきたいと思います。

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SPDR Portfolio S&P 500 High Dividend ETF:SPYD

SPYD( SPDR Portfolio S&P 500 High Dividend ETF )は

ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ・ファンズ・マネージメントINC.

が運用する米国ETFの金融商品の1つです。

有名なETFですがポイントは大きく以下4点と考えます。

  • S&P500指数を構成する銘柄の内、配当利回りの上位80銘柄の成績を指標としている。
  • 高い配当利回り(4.78%:2021年9月16日toi3調べ)
  • 低い経費率(0.07%:2021年9月16日toi3調べ)
  • 買い易い価格(39.13 USD:2021年9月16日toi3調べ)
S&P500指数を構成する銘柄の内、配当利回りの上位80銘柄の成績を指標

SPYDは米国の有名な株価指数S&P500

(ニューヨーク証券取引所、NYSE MKT、

NASDAQ上場の中から代表的な500社を

選出しそれらの株価より算出される指数)

の中からさらに配当利回りの高い

上位80銘柄の成績を指標し連動しています。

米国の代表的な会社の中で、

高配当な銘柄達に投資しているイメージです。

業種別でファンドの構成比率を見ると以下の通り。

表1. SPYD組入れ銘柄業種

業種ファンド割合
金融18.18%
公共事業17.38%
不動産16.15%
エネルギー11.41%
生活必需品8.76%
コミュニケーション・サービス6.23%
素材6.14%
情報技術6.08%
ヘルスケア6.00%
一般消費財3.66%
引用:https://www.ssga.com/jp/ja/institutional/etfs/funds/spdr-portfolio-sp-500-high-dividend-etf-spyd

言い方を変えると配当利回りの高い

米国の代表的な金融・公共事業・不動産銘柄

へ投資するETFとも言えると思います。

高い配当利回り

SPYDの直近の配当利回りは

4.78%(2021/9/16:toi3調べ)、

配当月は3月、6月、9月、12月です。

SPYDは高配当とよく言われますが、

比較がないとわかりづらいので

日本株と比較してみます。

(米国・日本の二重課税は考えないものとします)

日本の上場銘柄数は約3,500銘柄です。

その中で、配当利回り4.78%以上は

9/17現在で50社です。

配当利回り(会社予想):株式/株価ランキング - Yahoo!ファイナンス
株式投資に役立つ、国内上場銘柄を対象としたランキング。「値上がり」「値下がり」「出来高」など約40種類のランキング情報をデイリー、週次、月次や市場別で掲載。ストップ高や高値更新銘柄も。

非常に少ないです。

とはいえ、SPYDより高配当の

銘柄があることがわかっているなら

その銘柄に投資すればよいのでは?

という考えもあります。

ありですが、その場合、投資する銘柄数が

非常に少ないので、分散性に欠けます。

リスクとリターンをどう考えるかが

個々人で分かれるところです。

私は分散性が高い投資法を選んでいるので

配当狙いは基本ETF派です。

低い経費率

SPYDの経費率は直近

0.07% (2021/9/16:toi3調べ)、

と低い水準です。

モーニングスターHPの

コスト(信託報酬)ランキングを見ると

信託報酬0.07%以下のファンドは

5ファンドとなっております(2021年9月20日現在)。

Morningstar | Empowering Investor Success
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ファンドの運用・管理にかかる

コストは低ければ低いほど、

買い手としては嬉しいです。

コスト(信託報酬)は、

投資金額が低く、年数が短ければ

あまり気になりませんが、

投資金額が大きく・長くそのファンドに

投資するほど差が出てきます。

信託報酬とは?高いとダメなの?正しく知って賢く資産形成を|わらしべ瓦版(かわらばん)
信託報酬とは?信託報酬が運用成果に与える影響やファンド選びにおける信託報酬の考え方を分かりやすく解説します。

ですのでSPYDはコスト面では

長期投資に向いていると考えます。

買い易い価格

Google Finance 2021/9/20データ参照

SPYDの株価は9/20現在

39.13USD/1株です。

現在の為替が

109.93円/USD

ですので

約4301円で1株買えます。

少額投資がしやすいファンドです。

toi3の運用状況と考察

私は米ETFはSPYDの他に

SPY, PFF, BNDに投資しています。

それぞれの米ETFは下記記事を参照ください。

【米国ETF】SPY、PFF、BND【toi3運用状況からの考察】

 https://ri-man-toushi.com/etf-1/1381/

表2に私が投資している米ETFの

運用状況をまとめました。

私は8月よりSPYDに投資を始めたので、

まだ配当は貰えていない状況です。

表2. 米国ETF~toi3運用状況~(2021.9.20)

銘柄投資金額現在価格含み益累計
配当金
全体
利回り
SPYD66,405円65,596円-809円 -1.2%
SPY36,206円48,818円12,612円434.8円+36.0%
PFF63,180円64,386円1,206円609.3円+2.9%
BND93,560円94,317円757円626.4円+1.5%
※購入時・配当時のドル円為替より円に算出,配当は税引き後の値

現在、私はマネックス証券で

定時定額投資&配当再分配で

SPYDを設定していますが、

仮にSPYDの利回りが4.78%と仮定しても

悩ましいのはキャピタル狙いの

SPYの方が利回りが良いという所です。

高配当の魅力は定期的にお金が入る点です。

配当メールが来ると地味にテンションが上がりますが、

配当を再分配するならSPYの

定時定額&再分配が高利回りに繋がりそうです。

SPYDよりもSPYの方が株価上昇が良いですからね。

Google Finance 2021/9/20データ参照

一方でSPYは1株の単価が高いので

買い増しが私の入金力では難しいのが悩ましい。

直近の方針としては、

配当狙いのSPYD, PFF, BNDの定時定額積み増しと

SPYの配当再分配が今の私の最善と考えています。

今後は入金力を上げて

SPYの定時定額積み増し・再分配

SPYD, PFF, BNDの定時定額積み増し

にシフトしていきたいです。

終わりに

米国ETFのSPYDいかがだったでしょうか。

皆さんの参考になれば幸いです。

それでは、今週も楽しく投資頑張りましょう!


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