【J-REIT】インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人【TOB/どう動くべきか】

投資

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皆さんおはようございます。

オタクリーマン投資家のtoi3です。

本日は、私が保有しているJ-REIT

「インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人」が

TOBを受けましたので今後の動き方について考察しました。

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本記事のポイント

TOBを受けて取る対対処は3つ。

  1. TOBを受け入れ公開買付代理人に売却する
  2. 市場で売却する
  3. TOBを受け入れず売却しない。

toi3としては5月中旬まで様子見して市場で売却を行う予定です。

【3298】インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人

「インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人」は、

オフィス系J-REITとなっています。

オフィス系J-REITとは?という方は、

下記記事をご参照ください。

【時価総額1000億以上】オフィス系Jリート購入検討【単価10万以下】
 https://ri-man-toushi.com/jreit/445/

それでは、

インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人の概要を表1に示します。

私が購入した2020/11/23時点と比較しました。

表1. インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人概要(toi3調べ)

調査日時2021/4/92020/11/23
時価総額179,574百万円121,919百万円
単価20,400円/口13,700円/口
分配金利回り3.77%5.40%
NAV倍率1.15%0.78%
NOI利回り5.18%5.24%
ROE自己資本利益率6.34%6.39%
有利子負債比率49.3%49.4%

今回のTOBを受けて単価が上がりました。

チャートを見るとその上昇具合が良くわかります。

図1. インベスコチャート

その為、分配金利回りが下がり、NAV倍率が上がり割高になりました。

時価総額1000億円以上でNOI利回り4.0%以上のオフィス系J-RETで

私の投資対象のOKラインは引き続きクリアしています。

TOB(Take Over Bit/株式公開買付け)とは

米スターウッドがインベスコオフィスジェイリート投資法人に

TOB(Take Over Bit/株式公開買付け)を発表しました。

さて、TOBとはなんぞや。と思いますが、早い話が

「企業の買収の為、株式を少し割高で買うよ」

と言う事です。今回の例でいうと、

米スターウッドがインベスコオフィスジェイリート投資法人を買収したいので

元々17,000円/口ぐらいの株式を20,000円/口で買うからホルダーさん売って!

と言っています。

さて、TOBの細かい内容も気になりますが、それ以上に気になるのは、

ホルダーである個人投資家がどの様に動くべきか。です。

保有している銘柄がTOBを受けた場合の対処は3つです。

  1. TOBを受け入れ公開買付代理人に売却する
  2. 市場で売却する
  3. TOBを受け入れず売却しない。

対処①TOBを受け入れ公開買付代理人に売却する

今回米スターウッドは買い付け価格を20,000円で設定しています。

ざっくり言ってしまうと、

米スターウッドがインベスコオフィスジェイリート投資法人を買収したい。

そして、20,000円/口で買い取ってくれる。

なるほど!売ろう!

となれば公開買付代理人の証券会社で売れば20,000円/口で売れます。

詳細は下記外部リンクを参照してください。

インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人(3298)の公開買付について
2021年4月7日(水)に、インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人(3298)の公開買付が発表されましたのでお知らせいたします。公開買付は2021年4月7日(水)から開始しており、当社での受付開始日は4月8日(木)15:00を予定してお...

対処②市場で売る

2つ目の対処法は市場で普通に売ってしまう。

というものです。

表2をご確認ください。

2021/4/9現在のインベスコの価格は

買い付け価格を400円/口上回っています。

今売れば、公開買い付け価格よりも高値で売れます。

とはえいえ今回のTOBは事前にインベンスコに話が通っていない

敵対的TOBの様で、この先、どの様なやり取りが起こり、

価格がどの様に上下するか読めない状況です。

表2. インベスコTOB情報

直近価格
(2021/4/9)
20,400円/口
買い付け価格20,000円/口
TOB期間2021/4/7~2021/5/31
公開買付代理人
(復代理人)
三田証券
(マネックス証券)

対処③TOBを受け入れず売却しない。

最後が米スターウッドのインベスコ買収を受け入れず

保有し続けるというものです。

今回米スターウッドは最終的にはインベスコを非上場にしたいようなので、

仮に一個人投資家が反対してもTOBが成立すれば買い付け価格で自動的に売られます。

TOB不成立になる場合は、米スターウッドとインベスコで様々な攻防が繰り広げられる為、

その後の株価がどうなるかなかなか読めないと思います。

toi3考察

以上を踏まえて私のスタンスとしては、

5月半ばまではチャートと睨めっこをしながら市場で売る予定です。

13,700円/口で購入しているので20,000円/口で売っても儲かります。

さらに単価が上がるならそれでよし。

20,000円/口を切るようであれば、

買い付け価格で売ってしまえばよいと考えています。

おわりに

インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人

のTOBに対する対処考察いかがだったでしょうか。

皆さんの参考になれば幸いです。

それでは、また明日!


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