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みなさん、こんにちは!toi3です。
本日は、投資をする上で知っておきたい、72の法則のおはなしです。
ここがポイント!
- 72の法則とは、資産を2倍にするために必要な年数を求める簡易式
- 高リターン商品は高リスク、低リターン商品は低リスク
金融商品のリターン
投資をはじめようと思うと、様々な金融商品があり悩みます。
株式、債権、投資信託、ETF……たくさんあります。
低リスク低リターンの商品を買うのか?
高リスク高リターンの商品を買うのか?
選択する必要があります。
とはいえ、少し待ってください。
低リターン、高リターンのイメージできていますか?
1年でどれだけ増える見込みを高リターンと言えるのか。
自分の中で理解していないと、え?こんなに増えないの?
だったら、他の金融商品を検討したのに。。。となりかねません。
リターンのイメージを持つ為にも72の法則を知っておきましょう。
72の法則
下記の式が72の法則です。
[資産が2倍になる年数(年)]=72(年・%)÷[金利(%)]
例1:金利7.2%金融商品
例えば、金利(%)が7.2%の金融商品を買うとします。そうすると
[資産が2倍になる年数(年)]=72(年・%)÷7.2(%)=10(年)
つまり、10年後に資産が2倍になります。
金利7.2%の金融商品を100万円で購入し、
10年間金利7.2%で運用されれば、
10年後には200万円になっています。
例2:金利0.02%普通預金
よく引き合いに出される話としては、銀行の普通預金に預ける場合です。
2020年現在の普通預金の金利はざっくり0.02%です。
72の法則に当てはめると
[資産が2倍になる年数(年)]=72(年・%)÷0.02(%)=3600(年)
資産が2倍になるのは3600年後です。
どうでしょうか。感じ方は人それぞれですが、
資産が2倍になる為にかかる年数がわかると、
これだけの年数で増えれば十分、だったり、もう少し早く増えて欲しい。
など考える為の材料になります。金融商品のリターンを考える時に72の法則は有用です。
【重要】リスクについて
さて、ここまでの話を聞くとリターンが高い(=金利が高い)金融商品を
買えばいいじゃない。となりますが、まだ待ってください。
リターンと同じくリスクも考えましょう。むしろ、リスクの把握の方が大事です。
高リターンの金融商品はだいたい高リスクです。
逆に低リターンの金融商品は低リスクであることが多いです。
必ずしも高リターンの金融商品が良いとは言えないんです。
投資のリスクとは?
投資のリスクとしては、
投資に回した資金がゼロになる、またはマイナスになる。
思ったより増えない、現金に戻したいけど戻せない。
といったもので、色々あります。
- ・貸し倒れリスク
- ・レバレッジのリスク
- ・為替リスク
- ・流動性リスク
- ・金利変動リスク
- などなど。
金融商品によってリスクは変わりますし
上記以外のリスクも存在します。
例1:ソーシャルレンディング
高利回りの金融商品の1つとして、ソーシャルレンディングがあります。
内容としてはクラウドファンディングのお金貸し版といったところです。
利回り5~10%といった非常に高利回りの商品がそろっており魅力的です。
ただし、リスクとして、
- 長期運用商品が多く途中で現金に戻したくても戻せない(2~3年売れない)。
- 運用会社が倒産・行政処分を受け投資資金が戻ってこない。
- 運用会社が借り手からお金を回収できず資金の返還が遅れる。
- 海外通貨で運用していると日本円に戻した際、為替の影響でそれほど増えない。
といった懸念点があります。高リスク高リターン商品です。
ソーシャルレンディングが悪いとは言っていないです。
リターンは非常に魅力的ですので、リスクを把握したうえでどれだけの金額を
投資するのか、自分で考える必要があると言う事が言いたいのです。
例2:国債
逆に低利回りの金融商品として国債があります。
国が発行する債権ですが、個人向けの日本国債ですと
利回り0.04%位と低く一見魅力を感じません。
ただしリスクは、
- 売却は発行から1年後以降。
- 満期前の中途解約時は調整額の差し引きがある。
- 日本国が傾くと支払いが遅くなる、支払われない。
と小さいです。リスクはもちろんありますが、
日本国が潰れるのは企業が潰れるよりは可能性が低いです。
まとめ
金融商品のリターンは72の法則で計算するとイメージがつきやすいです。
また、高リターンの金融商品ほど高リスクです。購入前にはリスクを絶対確認です。
逆に低リターンの金融商品は低リスクで安定感があります。
それじゃあ、結局どれを買えばいいんだ?
という人に向けては分散投資をお勧めいたします。
分散投資についてはまた今度。
それでは、本日はこれまで。また明日!
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