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皆さんお疲れ様です。
オタクリーマン投資家のtoi3です。
本日は、すかいらーくHDより優待が届きましたので
そのご紹介です！
【3197】すかいらーくHD【東証】
すかいらーくHDの概要を表1に示します。
すかいらーくHDは外食ファミレスの大手で
ガスト、ジョナサン、しゃぶ葉、夢庵、バーミヤン等を経営しています。
表1. すかいらーくHD概要（2021/3/13 toi3調べ）
| 社名 | すかいらーくホールディングス |
| コード | 3197 |
| 設立 | 1962年 |
| 資本金 | 3,634百万円 |
| 従業員 | 正社員 6,291名／クルー 107,283名 （2019年12月31日現在） |
| メイン事業 | フードサービス事業全般 |
すかいらーくHD HP企業情報より抜粋
優待＆配当
すかいらーくHDの株主優待内容を表2にまとめます。
保有数に応じて自社店舗で使える食事カードがすかいらーくHDの優待です。
すかいらーくHDの株主優待は2020年9月に改悪され、優待利回りが下がっています。
表2. すかいらーくHD優待内容（2021年3月13日toi3調べ）
| 保有株数 | 優待内容 |
| 100～299株 | 2,000円カード×1枚 |
| 300～499株 | 5,000円カード×1枚 |
| 500～999株 | 3,000円カード×1枚 5,000円カード×1枚 |
| 1,000株以上 | 2,000円カード×1枚 5,000円カード×3枚 |
| 権利確定日 | 6月、12月 |
| 優待回数 | 2回/年 |
2021年3月5日「株主様ご優待カード」のご案内より抜粋
会計時にカード残高の範囲で500円単位で割引されるカードが郵送されてきます。
主な利用可能店舗を表3に示します。
表3. 優待カード使用可能店舗（2021年3月13日toi3調べ）
| （株）すかいらーくレストランツ | Cafeレストラン ガスト |
| バーミヤン | |
| ジョナサン | |
| しゃぶ葉 | |
| 夢庵 | |
| ステーキ ガスト | |
| から揚げ専門 から好し | |
| グラッチェ ガーデンズ | |
| 藍屋 | |
| むさしの森珈琲 | |
| 魚屋路 | |
| 和カフェ chawan | |
| とんから亭 | |
| ゆめあん食堂 | |
| La Ohana | |
| ニラックス（株） | Festa Garden |
| イタリアン バイキング パパゲーノ | |
| ASSORT | |
| THE BUFFET DINER | |
| BUFFET Eｘ Blue | |
| Buffet the Forest | |
| （株）トマトアンドアソシエイツ | TOMATO＆ONION |
| じゅうじゅうカルビ |
2021年3月5日「株主様ご優待カード」のご案内より抜粋
すかいらーくHDの配当金はありませんので、
優待利回り、配当利回りは表4の通りです。
表4. 優待・配当利回り
| 直近株価 | 1667円/株 （2021年3月13日） |
| 優待利回り | 2.39% （2021年3月13日） |
| 配当利回り | 0% （2021年3月13日） |
優待利回り：食事カード2000円/1枚を1年に2回、100株購入で計算
業績考察（toi3の場合）
ご存じの通り飲食業界はコロナ禍で大打撃を受けています。
上記のすかいらーくHD優待改悪もコロナ禍による業績悪化が主要因です。
表５に2019年12月期と2020年12月期の業績比較をまとめました。
表５. すかいらーくHD業績年度比較（2021年3月13日toi3調べ）
| 年度 | 2019年12月期 | 2020年12月期 | 前年度変化率 |
| 売上高 | 375,394百万円 | 288,434百万円 | 76.8% |
| 営業利益 | 20,562百万円 | △23,031百万円 | -112% |
| 総資産 | 453,979百万円 | 441,672百万円 | 97.2% |
| 自己資本比率 | 29.3％ | 25.8％ | – |
| 営業CF | 67,825百万円 | 36,724百万円 | – |
| 投資CF | △20,446百万円 | △15,742百万円 | – |
| 財務CF | △47,350百万円 | △22,921百万円 | – |
すかいらーくHD HP業績ハイライトより抜粋
コロナ禍による売上高↓に伴い、営業利益がマイナス転落し、営業CFも
対前年度に比べて下がっています。
総資産は自己資本比率をやや落としながらもほぼ同等ですので
直ぐに倒産するリスクは低いと思います。
一方でIR情報の中で、テイクアウトに力を入れる。
夜間営業に注力していた店舗の閉店などの施策を宣言しており、
投資CFの値からその施策が実施されていると推定します。
急な倒産はないにせよ、コロナ禍で落ちた利益を上記の施策で
回復させられるかがポイントと考えます。
株価考察（toi3の場合）
すかいらーくHDの株価推移を図1に示します。
緑枠でしました通り、2,244円/株まで上昇していた株価がコロナ禍で下落。
優待改悪でさらに下落もその後、回復しましたがコロナ禍前までは回復できていない状況です。
図1. すかいらーくHD株価推移（月足）
すかいらーくHDの株価の値動きはコロナ禍前から変動が大きいと感じます。
±200円/株の上下は個人的に許容範囲です。
私は紫のライン1,700円～1461円/株のラインから外れた時が
ブレイクアウトと考えて監視しています。
おわりに
すかいらーくHDの株主優待、業績、株価推移いかがだったでしょうか。
外食産業は苦境で、優待改悪、今後の不安が強く買いづらい銘柄が多いですが、
個人的に、すかいらーくHDのコロナ禍における
営業戦略の舵切りは同意できる内容なのでホールドしています。
皆さんの参考になれば幸いです。
来週も楽しく投資頑張りましょう！
それでは！
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