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皆さんお疲れ様です。
オタクリーマン投資家のtoi3です。
本日はIR情報の見方の1つ。
企業の安全性を示す自己資本比率の話です。
この記事のポイント!
自己資本比率は企業の安全性(倒産しない)を計る指標
自己資本比率=自己資本×100/総資本
IR情報とは
IR(Investor Relations)情報とは、
企業が投資家に向けて、経営・財務・業績について提示する情報です。
上場している企業であればHPに行けば、
大抵、IR情報を見ることができます。
このIR情報を理解する事で、
その企業の現状・将来性を考察でき、
具体的にどのくらいの金額を投資するか、しないか、
考察することができるので非常に大切な情報です。
本日はその中で、自己資本比率についてご紹介します。
自己資本比率とは
自己資本比率とは、その企業の安全性を示す指標です。
安全性とは何か?
それはその企業が倒産するか、しないかです。
ざっくりいうと、自己資本比率とは
企業が持っている資本の内、借金ではない資本の割合です。
わかりやすいように家計を例にします。
例えばtoi3が今持っている全ての資産を1000万円だとしましょう。
なかなか良い額ですよね?
しかし、そのうち貯金が100万円で900万円が借金だとしたらどうですか?
微妙ですよね? むしろ大丈夫?
と不安になります。
この場合、ざっくり自己資本比率は10%です。
(自己資本比率10%=100万円×100/1000万円)
一方で、資産1000万円のうち
900万円が貯金で100万円が借金ならどうでしょう?
この場合、ざっくり自己資本比率は90%です。
(自己資本比率90%=900万円×100/1000万円)
かなり安全だと感じませんか?
自己資本比率が低いとなぜ安全性が低いの?
自己資本比率が低いと言う事は、
借金が多くあると言う事です。
事業がうまく回っている時はよいですが、
不景気などで事業がうまくいかなくなった時、
企業の売上げや利益が減り、借金を返せなくなると
倒産の危険性が出てきます。
先ほどの家計の例でいうと
自己資本比率10%(100万円貯金、900万円借金)の
状態でtoi3の給料が不景気で半額になり借金の返済が間に合わず
破産する危険性がある。と言う事です。
ですので自己資本比率が高いほど、倒産しづらい企業と言えます。
自己資本比率は何%あればいいの?
こちらは色々な数字を見ますが
自己資本比率が40%以上あると
安全性が高いとよく言われています。
1つの指標として覚えておくとよいと思います。
自己資本比率が40%未満なら投資しない方がいいのか?
これはそれぞれの投資家の考え方次第だと思います。
自己資本比率が低い企業は確かに倒産リスクがあります。
ですが、経営状況や今後の発展で、自己資本比率も
良くなると思える企業であれば投資する価値はあります。
(経営状況などの指標はまた別の機会にお話しします)
また、自己資本比率は低いが株価が低く投資金額が少なくて済む。
リスクに見合ったリターンがある。
といった場合は、自分の余裕資金と相談して投資する判断もありだと思います。
toi3の実例(イオン株式会社)
私の保有している銘柄で、
自己資本比率が低い銘柄として
8267:イオン株式会社
があります。
私が投資した当時のイオン株式会社の
自己資本比率は9.6%でした(toi3調べ)。
低めの数値ですので企業の安全性には不安を感じました。
一方でイオン株式会社は株主優待が非常に良いです(詳細は下記記事)
その為、私は株主優待が得られ、
最悪、投資金額が0円になっても
自身の資産形成に問題のない金額として
100株分の金額をイオン株式会社に投資しています。
終わりに
自己資本比率のご紹介いかがだったでしょうか?
投資を考えている銘柄があれば、是非1度、
IR情報を確認くする事をオススメいたします。
それでは明日も楽しく投資を頑張りましょう!
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